必死に良くしようとするのではなく、共に生きていけるようにすることが大事なのだと気づいた私は、
体を整えるということに意識を置くようになりました。
まずは、
自分の体をよく知ることから。
何をしたら調子が悪くなるのか、
何を食べたら体調が良くて、
何を食べたら悪くなるのか、
自分はどこまで頑張れるのか。
色々試して、自分に合う形を見つけることに専念しました。
(しんどい、辛い、早く元気になりたい)
そう思っていた時はただただ苦しいだけでしたが、
体調が悪いときは
(なるほど。昨日はこれを食べたからかな?
ちょっと頑張りすぎたのかな?)
と分析するようになり、
(もしかしたら、あれがダメだったのかもしれないから次は気を付けてみよう!)
と体調が悪いながらも、
気持ちは前向きに過ごせるようになっていました。
それからは、
睡眠時間を増やしたり、
ハーブティーを飲んでみたり、
ホットヨガをしてみたり、
鍼灸院に行ってみたり、
養命酒を飲んだり、
自宅でもお灸をしたり、と出来ることは色々試す日々。
どれが効いた!とかはわかりませんが、
どれも継続していくうちに、ご飯を食べたいと思えるようになったり、
朝、良い体調で目覚めることが増えたり、
寝込む回数が少し減ったり、
ちょっとずつですが色んな事が改善されるようになりました。
私には「体を整える」という形がとても合っていたのかもしれません。
体が調子よくなってくると、
気持ちも明るくなってくるのが不思議で、
(紫外線に気を付けたほうがいいのも、結果的にお肌にとって良いやん♪美白や~♪)
とか、
(月1回の通院での検査や診察も、定期的にずっと体を診てもらえるんやから、何かあってもすぐに発見できるやん♪)
とめっちゃ前向きになっていました。
まぁ体調が悪いときは前向きなことなんて1ミリも思えないのだけれど。
話は少し戻りますが、
私がベーチェット病になり地元に帰ってしばらくした頃のこと。
膠原病でリュウマチの方が
「自分は普通に勤めているから、あの子も働けるはず。親が甘やかしているわ。」
と私のことや両親のことを話してはるのを人づてに聞いたことがありました。
他にも
「~な病気に比べたらマシなんやから感謝したほうがいいよ」
とわざわざ言ってくださる方もいました。
なんというか。。。
こういう場面だけではなく、
人生に起こる出来事に対して本人がどう感じているかは本人にしかわからないことが
ほとんどなのに、
自分はこうだからあなたもこうでしょ?と決めつけてしまうことが多い気がしています。
人それぞれのカタチや、タイミングやペースがあるのに。。。
はじめは私も落ち込んだり、甘えているのかも?と自分を責めたりしていましたが、
工房をスタートしてから自然と、
(私は私の感じるように、私のペースで進めば大丈夫)と思えるようになりました。
なんでそんな風に言われるのかな?と当時は悲しく思っていましたが、
今の考え方に変わるきっかけの言葉だったのかな?とも思えるので、
無駄なことは何もないのかもしれないですね。
あなたはあなたのペースで大丈夫だよ♪
そう言える人でいたいなぁ。